外国人の労務手続き、各種社会保険手続きは、愛知県知多郡阿久比の社会保険労務士都築社労士事務所へ

業務内容

社会保険労務士の仕事

社会保険労務士の仕事は幅広いです。すべてを説明するのではなく私の体験談をお話いたします

目次

定額残業代の設定

とあるお店のお話です。営業時間上どうしても9時間労働になってしまいます。完全予約制のお店なのでお客様がいなければ早仕舞いをするようにしているのです。同業他社では定額残業代を設定していると聞き、導入の検討を相談されました。次のように進めました。

  1. 就業規則作成が義務の事業規模ではありませんでした。賃金規定を盛り込んだ就業規則を作成。
  2. 労働契約書に定額残業代も含まれているものに作り替え
  3. 労働時間の管理指導および時間外労働による賃金の計算指導を行いました。

年度更新、算定基礎の提出

毎年年金事務所に算定基礎、労働基準局に年度更新の書類を提出します。年に1回のことなのでついつい記入の仕方を忘れてしまうとのこと。書類を書いてほしいと毎年同じ事業主に依頼されます。

年度更新は1年分の賃金台帳を基に作成します。算定基礎は4月、5月、6月の給与をもとに書類を作成します。労働基準監督署、年金事務所に提出して納付書をお渡しします。納付書をもとに保険料を納めてください。

助成金の申請

コロナの影響で雇用調整助成金を多く申請しました。落ち着いた今は働き方改革関係の助成金やキャリアアップ助成金をしています。

助成金については給付までに時間がかかるものがあります。基本的にコンサルタント契約を結んだ事業主を対象としています。助成金のみのご依頼については別途相談となります

電子申請

大企業ではすでに電子申請が義務化されております。徐々に全事業主が対象となるのではないかと思います。

現在(令和2年度)、愛知局では電子申請につきましては労働局から委託された社会保険労務士が各事業所に直接訪問し、電子申請の相談に乗っております。かくいう私もそのうちの一人です。毎年延べ60~70社ほど相談に乗っております。詳しくはお近くの職安、もしくは電子申請事務センターにご相談ください。

年金相談

車椅子で年金事務所に来られない方、視力が低く書類の書けない方の障害年金のお手伝いをしたことがあります。

年金事務所での相談業務を7年続けており、その実績をもとに障害年金の請求のお力になります。

入管法改正により外国人の方の年金相談も増えております。一時金や老齢年金だけでなく障害年金の相談にもポルトガル語で対応した経験もございます。